
遥かな昔の 過去の世界では
この日はいつも 特別扱いだったんだってさ
きっと想像もつかないような
豊かな物が 溢れる世界で
温かな光と ぬくもりで満ちて
家族や お互いを大切に思う人達が
「贈り物」を渡し合うってさ
この荒れ果てた世界のどこにも
君に贈れる物なんて ありゃしない
心安まる日なんて 無い
身体を休める暇も束の間
それでも いつも側にいて
共に戦いを 繰り返す
かけがえの無い君に 何かを
贈る事ができたら………
ああ そうだ
高い所が苦手だと言った
君の嫌いな あの高い山の頂に
ひっそりと咲く 一輪の花を見つけたんだ
植物すら めったに育たない 炎に焼かれたこの世界で
凜とした姿で咲く花が
君の姿と 重なるんだよ
どんな宝石なんかより
とても とても 綺麗なんだ
手折って来たら 枯れてしまうから
オレがしっかり抱きとめて
君をそこまで連れて行こう
いつも厳しい その表情(かお)が
一時でも 笑ってくれたらと
オレは いつでも そう思うんだよ
いつでも 想うんだよ